いのちの道コラム

 < 当教会は聖書を神の言葉と信じ、それを生活と信仰の土台にするプロテスタント教会です。

エホバの証人、モルモン教、統一協会とは一切関係ありません。>

 

 

 

いのちの道コラム2019年6月号

 

「神の驚くべき御手」

大久保満

 

「私の霊を御手にゆだねます。真実の神、主よ。あなたは私を贖い出してくださいました。」 詩篇31篇5節

 

2009年1月15日の午後3時半頃、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ1549便が、ニューヨーク市を流れるハドソン川に不時着水しました。出発地のラガーディア空港から離陸して僅か5分後に起こった飛行機事故でした。しかしながら、元アメリカ空軍のパイロットで、長年、民間航空機の操縦経験を積んだベテラン機長によって、乗員・乗客全員が無事に生還する事が出来ました。機長の冷静な判断、有能な操縦がなければ、おそらく、大惨事になっていたことでしょう。乗員・乗客の命は、無事に着水するまで、機長の腕にゆだねられ、そして、機長は、その責任を全うしたのです。まさに、「奇跡」でした。

聖書の中にも、自分の命を主なる神にゆだねていた人がいます。イスラエルの王であったダビデです。彼は、詩篇31篇5節で「私の霊を(神の)御手にゆだねます」と高らかに告白するほど、自分の命を主なる神にゆだねていました。それは、ダビデが、神の驚くべき御手、また、いつくしみ深い御手の中で生きていたからでした。ダビデの生涯、彼は、内外から、度々、命を狙われ、また、様々な困難や試練を経験しました。しかし、ダビデは、そのような中でも、神は信頼できるお方として信じ通しました。決して神にある希望を捨てなかったのです。なぜなら、変わらぬ神、愛の神、真実の神が、ご自身の驚くべき御手、いつくしみ深い御手で、ダビデをあらゆる敵、押し迫る困難や試練からダビデを救い出したからです。

私たちの生活の中でも、日々、様々な事があちらこちらから押し寄せ、先が見えず、疲れて途方にくれる時があるかもしれません。しかし、不安、困惑、混乱の中でも、唯一、確かな事があるのです。それは、神に信頼し、神の内に留まる人は、神の驚くべき御手の内にあるという事です。ですから、この神の驚くべき御手に、自分の霊をゆだねていこうではありませんか?